OrangePIは、2016年1月現在、数種類がリリースされていますが、この中でも抜群のコストパフォーマンスを誇る、OrangePI PCについて書きます。本体基板にある40PINコネクタは、RasberryPI2と互換があるようですが、ハードウェアレベルで互換性があるわけではありません。使いはじめる上でまず違うのは電源コネクタでしょうか。
RasberryPiはマイクロUSBから5Vを供給することで動作しますが、OrangePIは、DCジャック仕様になっています。これはこれでいいのですが、基板搭載面積の関係からか、よく出回っている5.5mm仕様のものではなく4.0mm仕様のものが使われています。確か、DCジャックは規格上は、電源電圧と使用コネクタの関係が定義されていたので、正しいサイズなのかもしれません。いずれにしても入手性は悪いです。できれば、OrangePIと同時に電源コネクタを購入したほうがいいと思います。
OrangePIの中には基板上のeMMCを内蔵しているものもあり、パソコン的にいうと、ハードディスクやSSDなどの補助記憶装置が内蔵されているのと同じ状態のものもあります。OrangePI PC は、マイクロSDのカードスロットがあるだけで、eMMCは内蔵していませんので、別途購入する必要があります。8GBもあれば十分でしょうが、新規で購入するなら、32GBくらいのものでも2000円未満で手に入ります。
これにOSをインストールしなければOrangePIを起動することはできません。様々なOSがorangepi.orgのサイト上で公開されており、イメージファイルをダウンロードできます。ここでは、Windows機で、SDカードをセットアップする方法について書きます。

OSのメージが公開されているページ
このページ上には、OrangePI PC 以外にも、OrangePI2 mini など、さまざまなボード向けのOSイメージが公開されており、互換性はないようです。必ず、ボードにあったイメージをダウンロードしてください。
ダウンロードしたイメージは、圧縮されていますので、これを解凍ソフトで展開します。もし、解凍ソフトがない場合、7zipなど、適当な圧縮解凍ソフトをインストールしてください。
7ZIP
次にマイクロSDカードをカードリーダなどにセットし、フォーマットします。フォーマットには、TF-Formatterを使いました。
TF Formatter
使用するSDカードのドライブがあっているかを必ず確認してください。時にUSBメモリや他のSDカードが刺さっていないか確認してください。誤って、TF Formatterを違うドライブで動作させた場合、全てのファイルが消去されるので注意してください。他のメディアは全て外しておくのが安全です。
WIN32 Disk Imager
次に、WIN32 Disk Imager というソフトを使って、さきほどダウンロード・解凍したOSイメージをSDのカードに書き込みます。
ここまでできれば、OrangePIを起動する準備が整いました。OrangePIに、HDMIやUSBキーボードを接続し、最後に電源ケーブルを接続してください。しばらくすると、OS起動画面が出てきて、やがて、ログイン画面が表示されます。今回は、Raspbian を使用しましたので、初期ユーザーは、root、パスワードは、orangepiになっていますので、これを入力して、ログインします。
家のTVにHDMI端子がついていれば、本体、SDカード、USBマウスにキーボードを買っても1万円でお釣りが来ます。これで、linuxが手に入るとは、本当に恐ろしいほどの価格破壊です。
0 件のコメント:
コメントを投稿